2021年1月
理数研セミナー主宰 宮田敏美

 私は数学と理科の学習塾を50年近く経営して来ました宮田ですが、「阪大理学部」の大学院時代から教え始めて、途中『理数研セミナー』という名称に変えてからでさえ49年を超えました。私の父親は、私が3歳の時に、サイパン島で戦死し記憶にも残っていませんし、祖父は私が生まれる20年以上前に亡くなっていて何の関係もないと言える程ですが、私が高校まで過ごした福井県鯖江という町のはずれで「寺子屋」をしていたらしく、子供の頃時々、近所のお爺さんから「お前のお爺さんに、色々教えて貰った」という言葉を聞いたことがあり、79歳にもなってしまった今頃、ひょっとしたら「その遺伝子を受け継いだのかな」などと思うことがあります。
 卒業生の中には有名大学の教官や、企業の研究所などの第一線で活躍されている方や、ノーベル賞を受賞された方のご子息もおられ、医者になられた人も1000人程おられます。また、奈良や岡山に住んでおられる卒業生からでさえ、お子様を『理数研』に通わせて下さった方もおられ、そういう人達のお陰で長年続けて来られたと、心から感謝しております。この文書をご覧頂いているご父兄の中にも『理数研セミナー』出身の方が何人もおられると思います。
 大学入試の「数学」や「理科」で合格点をとるためには、どのような勉強をすればいいのかを50年間考え続けてきた宮田ですが、今年80歳を迎える年齢になり、「若い子を教える」ということにやや限界を感じ、引退を考えざるを得なくなりました。今まで、私が代表者である『インテグラル』という名前の法人が経営して来ましたが、今年の4月から、「石橋校」は新藤輝が代表者である法人が経営することになりました。新藤は『理数研セミナー』で長年教鞭をとってきたベテラン講師で、「理数研」の授業等が大きく変わることは無く、私もあと数年は「顧問」として見守って行こうと思っていますので、ご理解とご協力の程を宜しくお願いします。

2021年1月
理数研セミナー石橋代表 新藤 輝

 現理数研セミナー主宰者の宮田からのご挨拶にあったとおり、2021年4月より「理数研セミナー石橋校」は私新藤が経営する合同会社エッシュが運営を引き継ぎ、「理数研セミナー石橋」として再出発することになりました。
 といいましても、理数研の数学・理科が変わるわけでなく、今までの理数研の伝統を引き継ぎ、数学・理科の授業形態、テキストなどが変わることもありませんのでご安心ください。
 私が理数研の数学に出会ったのは今から26年前に遡ります。理数研の生徒と一緒に1年間宮田先生の授業を受け、その内容の深さ、解法のエレガントさに涙が出るほど感動したのを覚えています。それから26年がたち、その宮田数学のすべてとは言いませんが他の誰にも負けないほどの部分を受け継げていると自負をしています。他の予備校にまねのできない、本質的な理数教育を絶やすことなく受け継いでいく使命と責任に燃えていると言えば言い過ぎでしょうか(笑)
 現状の理数研に問題点が存在しないわけでもありません。それを誰よりも実感できている私だからこそできることもあると思っております。闇雲に独自性を出すつもりもありませんが、改善できるところは改善していけるだけの身軽さはあります。少しずつ良い方向に持って行ければと思っておりますのでご意見やご要望などがございましたらいつでも結構ですのでお電話やメールでお寄せいただければ可能な限り対応させていただきます。
 末筆になりますが、今までの理数研へのご愛顧に感謝をするとともに、これからの理数研に対してもご理解とご協力の程を宜しくお願い申し上げます。